ホットペッパー集客に頼ると失敗する?サロンが生き残るために必要なこと

ホットペッパーに頼りすぎていませんか?

サロン経営をしていると、集客のためにまず使うのが「ホットペッパー」。サロン関係者なら誰もが知っている程知名度も高く、多くのお客様が検索して利用しているプラットフォームです。確かに、掲載するだけで新規集客が見込める点は大きなメリット。

でも、その便利さゆえに「ホットペッパーさえあれば大丈夫」と依存してしまうサロンも少なくありません。

では、もしあなたのサロンがホットペッパーに依存していると、どんなリスクがあるのでしょうか?


1. プラットフォームに振り回されるリスク

ホットペッパーの集客力は「自分のサロンの力」ではなく「プラットフォームの力」です。

つまり、サロン自体に集客力がついたわけではないのです。そのため、もしホットペッパーの仕様が変わったり、広告費が高騰したら?あるいは近隣に強い競合が大量に出てきたら?その瞬間に、新規予約が一気に減る可能性があります。

「依存」している限り、あなたのサロンの未来はプラットフォーム次第になってしまうのです。


2. 利益率が下がりやすい

ホットペッパーは掲載料や手数料が発生します。広告枠を拡大しようとすると、固定費はさらに上昇。一見売上は上がっていても、実際には利益がほとんど残らないケースも珍しくありません。

「予約数はあるのに、なぜかお金が残らない」

こうした悩みを抱えるサロンの多くは、ホットペッパーに依存している傾向があります。


3. サロンの「ファン」が育たない

ホットペッパー経由で来たお客様は、あくまでも「プラットフォームのお客様」。価格やキャンペーンに惹かれて来る場合が多いため、次回も同じサロンに来る保証はありません。つまり「サロンのファン」にはなりにくいのです。

本来、サロン経営を安定させるために必要なのは「リピート」「紹介」

でもホットペッパー依存では、それが育ちにくいという課題があります。


では、どうすればいいのか?

ホットペッパーを「使う」こと自体は悪くありません。むしろ新規集客の入口としては非常に優秀です。大事なのは「依存」しないこと。ホットペッパーがなくても集客できる仕組みを整えることです。


自力で集客できる導線を作ろう

そのために必要なのは、自分のサロン独自の集客導線。

  • SNS(Instagram/Threads)での発信
  • LINE公式アカウントでのつながり強化
  • ブログやHPでのSEO対策
  • 口コミや紹介を自然に生む仕組み

これらをコツコツ育てることで、ホットペッパーに左右されない「自力集客」が可能になります。

導線が整っていれば、プラットフォームが止まっても予約は止まりません。


目次

ホットペッパー依存度チェックリスト

今のあなたのサロンがどれくらい依存しているか、確認してみましょう。

  1. 新規集客の9割以上がホットペッパー経由である
  2. ホットペッパーをやめたら集客方法が思いつかない
  3. 「掲載順位」や「広告費」に常に振り回されている
  4. リピーターや紹介よりも、新規のクーポン利用者ばかりが多い
  5. 利益が思ったほど残らず、掲載料に悩んでいる

いくつ当てはまりましたか?

2つ以上なら要注意、4つ以上ならかなり危険信号です。


まとめ

  • ホットペッパーは便利だが、依存するとリスクが大きい
  • 仕様変更や競合増加で新規予約が減る可能性がある
  • 利益率が下がり、サロンのファンも育ちにくい
  • 必要なのは「ホットペッパーなしでも集客できる導線」

ホットペッパーを上手に使いつつ、並行して自分のサロンの集客力を育てる。

それが長く続くサロン経営のカギになります。

目次